サムイ島、パンガン島、タオ島の外国人観光客受け入れプログラムがスタート

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タイ南部スラタニー県の3島(サムイ島、パンガン島、タオ島)を対象にした外国人観光客受け入れプログラム、サムイ・プラス(Samui Plus)が本日7月15日にスタートしました。

タイ政府観光庁公式サイトより
タイ政府観光庁公式サイトより

タイでは既に今月1日よりプーケットで同様のプログラム、プーケット・サンドボックス(Phuket Sandbox)が行われていて、これが2か所目。

観光・スポーツ省では、サムイ・プラスについて事前の周知不足や中東やヨーロッパから直行便で乗り入れることができないことなどからプーケットに比べると利用者はかなり少ないとしていて、第3四半期(7月~9月)の旅行者の目標値を2万5千人に設定。同省では第3四半期中のプーケットにおける旅行者数を10万人としているため、期間は多少異なりますがおおよそ4分の1程度と見積もっているようです。

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サムイ・プラスでは到着から7日目までは「Samui Extra Plus」に認定されたホテルのみに宿泊可能。リストは以下より。

Samui Extra Plus hotels launched for international visitors to Samui
タイ政府観光庁ホームページより

また、最初の3日間はホテル内に留まる必要があるほか、パンガン島やタオ島へ移動できるのは8日目以降となっているなど、プーケットの場合に比べ利用条件は厳しくなっています。

観光・スポーツ省では、パタヤやチェンマイなど他の地域でも同様のプログラムを行うことを計画していますが、プーケットやサムイのような離島とは異なり都市部では他地域との出入りの管理が難しいことに加え、地元住民へのワクチン接種も進んでいないことなどから実現するためのハードルはかなり高そうです。

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