タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand: CAAT)は、7月21日(水)よりバンコクを含む最高度厳格管理地域を発着する国内旅客便の運航を原則禁止すると発表しています。
例外として、緊急時の着陸、医療活動やワクチン空輸を兼ねたフライト、またプーケットやサムイ島のサンドボックスプログラム関連のフライトは今回の規制の対象外。期間については今後新たな発表があるまでとしています。
現時点で最高度厳格管理地域に指定されているのはバンコク、チャチュンサオ、チョンブリー、ノンタブリー、サムットプラカーン、サムットサコーン、パトゥムターニー、ナコンパトム、アユタヤ、ナラティワート、パッタニー、ヤラー、ソンクラーの13都県。
旅客定期便がある空港としてはバンコクの2空港(ドンムアン空港、スワンナプーム空港)に加え、ハジャイ空港とナラティワート空港が発着制限に該当します。
既に、タイ・エアアジアは7月10日より国内線を全便運休していますが、その他の航空会社も7月21日以降はフライトスケジュールを大きく変更することを相次いで発表。チェンマイ~プーケットといった路線の運航は可能なものの、国内線のほとんどがバンコク発着のため各社共に大きな影響を受けることになります。