タイ、連休で国内線運賃が軒並み高騰 バンコク~チェンマイ間が片道2万円以上に CAATは調査を明言

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タイではAPECに関連してバンコク首都圏が特別休日となったことなどから国内線の運賃が軒並み高騰。バンコク~チェンマイ間が片道5,000バーツ(約20,000円)を超える航空券が発売されるなど異常な事態となっています。

チェンマイ発バンコク行きのフライト検索画面
チェンマイ発バンコク行きのフライト検索画面

これを受け、タイ民間航空局(CAAT)は各航空会社の発券情報を収集し検証することを明言。既定の上限額を超えるチケットを販売していることが判明した場合、直ちに法的措置を取るとし、高額な航空券を購入した乗客には以下フォームより内容を申請するようアナウンスしています。
https://www.caat.or.th/complaint/

CAATでは国内線運賃の不当な値上がりを防ぐために上限を設けていて、格安航空会社では1kmあたり9.4バーツ、フルサービスキャリアでは1kmあたり13バーツが条件となっています(一部路線は1kmあたり22バーツ)。
参照https://www.caat.or.th/th/archives/36895

その基準に従うと、バンコク~チェンマイ間(約566km)はLCCが5,320バーツ、フルサービスキャリアが7,358バーツが上限。一部航空会社の現在の航空券運賃がルールを逸脱している可能性があります。