バンコク・ヤワラーのジュライロータリー近くにあった台北ホテル(台北大旅社)がリノベーションされ、W22バイ・ブラサリ(W22 by Burasari)というぱっと見おしゃれなホテルに生まれ変わっています。
前回(2022年5月)訪タイ時に泊まって気に入ったアーサイホテル(Asai Hotel)が旅行者の増加と共に大きく値上がりし、一泊2,000バーツ以上にもなっていたので今回はこの宿を選択してみました。
ヤワラーエリアのオープンして間もないホテルという点は共通していますが、こちらは1泊800バーツ(約3,200円)と半額以下でした。
結論から言えば、ロビーや共用部分は小綺麗なブティックホテル風。しかし、エレベーターに乗り一旦階上に向かえばそこかしこに旅社だった頃の面影を覗かせる、そんな一風変わったホテルでした。
場所はジュライロータリー南側のミッタパン通り沿い。
ジュライロータリーはタイ語ではウォンウィエン・イーシップソーン(22)。W22というホテル名もここから名付けられたものだと思います。
旅社時代を知らないであろうカップルや女の子グループの宿泊者も見かけましたが、ホテル周辺は夜になれば(なんなら昼間から)プラスチック椅子に腰をかけて客待ちをする女性たちが多く、賑やかな表通りのヤワラーとはちょっと雰囲気が異なるエリアです。
1階ロビーエリアにはタイ国鉄の駅でよく見かけるベンチも。
ロビー奥にはビンテージのハーレーダビッドソンが多数展示されていて、さながらハーレーのミニ博物館といった雰囲気。
エレベーターで6階の部屋へ。
エレベーターを降り廊下を進んでいくとどこからともなく饐えた臭いが。
フロアマップ(6階)はこんな感じ。間取りなどは以前から変わっていないのではないでしょうか。
室内の様子。
部屋の窓からはヤワラーの裏側然とした光景が広がる。
部屋とシャワー室を隔てる壁には台北大旅社時代そのままの明かり採り用の小窓が。
バスルームにはバスタブはなくシャワーのみ。
予約はアゴダなど大手ホテル予約サイト経由が安いと思います。