シンガポール・チャンギ空港の空港使用料 円安の影響もあって約7000円と高額に

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シンガポールのチャンギ空港は東南アジアの主要空港のなかでは空港使用料が最も高い空港ですが、このところの円安の影響で日本人にとってはさらに割高になっています。

チャンギ空港
チャンギ空港

コロナ前は70~80円程度だったシンガポールドルは2023年10月末時点で110円に迫るまで上昇。

TradingViewより
TradingViewより


現在、同空港を出発するフライトを利用する際に必要な税金・料金は以下の3種類。

旅客サービスおよび保安料(Passenger Service and Security Fee, SG)
43.4シンガポールドル

空港開発税(Airport Development Levy, L7)
10.8シンガポールドル

航空税(Aviation Levy, OP)
8.0シンガポールドル

合計すると62.2シンガポールドル。

実際に徴収される日本円での金額は為替レートや航空会社が設定している適用レートよっても異なりますが、例えばシンガポール航空、ANA、JALの場合は以下の通りで計6,820円(2023年10月31日時点)。

旅客サービスおよび保安料 4,750円
空港開発税 1,190円
航空税 880円

さらに、チャンギ空港では2024年4月1日から旅客サービスおよび保安料を3シンガポールドル値上げし、46.4シンガポールドルに改定することを発表済み。来年4月以降にチャンギ空港を出発する場合は合計で65.2シンガポールドルが必要になります。

List of Fees and Charges Applicable in Changi Airport