タイ、日本人はビザなしでも60日間滞在可能に 180日間滞在できるデスティネーション・タイランド・ビザ(DTV)も新設 2024年6月1日から

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タイ政府は外国人のタイ入国・滞在に関する条件を2024年6月1日から一部変更することを閣議決定し公表。

これにより、日本人がタイにビザなしで入国する場合の滞在可能期間が現在の30日間から60日間に延長されます。

タイの国旗

これ以外にも、留学査証終了後1年間の滞在許可、デスティネーション・タイランド・ビザ(DTV)の新設、リタイアメント査証申請要件の保険内容なども変更。

日本に関係する主な措置の内容については以下のとおりです。

1. 短期滞在査証免除国の拡大及び滞在日数の延長
短期滞在査証免除対象国を93カ国に拡大し、日本国籍者を含む短期滞在査証免除対象国籍者のタイ入国時の滞在日数を60日(従来30日)に延長する。

2. 留学査証終了後1年間の滞在許可
教育ビザでタイに滞在している者を対象に、高等教育・科学・イノベーション省による証明書取得者は、学業を終えた後の1年間、就職活動等を行うための滞在を認める。

3. デスティネーション・タイランド・ビザ(DTV)の新設
リモート・ワーカー、フリーランサー、ムエタイや格闘技を学ぶため等に滞在を希望する者のためにDTVを新設し、対象者は滞在期間180日とする、更に一度180日の延長を可とする。

4. リタイアメント査証申請要件の保険内容の変更
リタイアメント査証申請要件として提示する保険証券の内容を、外来患者の治療費40,000バーツ以上、入院患者の入院費400,000バーツ以上が保証されるものに変更する。

6月1日(土)からのタイ入国に関する変更等について | 在タイ日本国大使館)

タイ政府によるアナウンスは以下(タイ語)。

สรุปข่าวการประชุมคณะรัฐมนตรี 28 พฤษภาคม 2567