日立製の新型車両を使用するバンコクのレッドラインが試乗会開催 来年7月には供用開始

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バンコク首都圏の新たな都市鉄道SRTレッドライン(SRT Red Line)は、12月15日にプラユット首相ら政府関係者やメディアを招いての視察・試乗会を開催しています。

MRTA facebookページより
MRTA facebookページより

レッドラインはダークレッドライン(Dark Red Line)とライトレッドライン(Light Red Line)の2路線がありますが、今回公開されたのはバンコクのバンスー中央駅からパトゥムターニー県のランシット駅までの約26kmを結ぶダークレッドラインの第1期工事区間。この路線は途中ドンムアン空港を通るため、外国人旅行者の利用も多く見込まれています。



レッドラインのドンムアン駅
レッドラインのドンムアン駅

ダークレッドライン、ライトレッドライン共に使用されるのは日立製作所が設計・製造した車両で、タイ国鉄では計25編成(130両)を導入予定。今回開通するのは以下の駅・区間です。

ダークレッドライン(Dark Red Line)

バンスー中央駅 (Bang Sue Central Station)
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チャトゥチャック駅 (Chatuchak)
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ワット・セーミアンナーリー駅 (Wat Samian Nari)
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バンケーン駅 (Bang Khen)
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トゥンソーンホン駅 (Thung Song Hong)
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ラックシー駅 (Lak Si)
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カーンケーハ駅 (Kan Kheha)
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ドンムアン駅 (Don Mueang)
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ラックホック駅 (Lak Hok)
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ランシット駅 (Rangsit)

2021年7月までにまずは運賃無料で供用開始され、11月からは有償での本格営業を開始する予定となっています。

試乗会動画。

車内の様子や15日時点でのバンスー中央駅の様子は以下よりどうぞ。
ประมวลภาพความคืบหน้าการก่อสร้างสถานีกลางบางซื่อ – Posttoday