厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の事実を公的に証明する接種証明書の交付について詳細を公表しています。
交付申請は7月26日（月）から各自治体で受け付け開始。対象となるのは既にワクチン接種を受け、尚且つ、当分の間は渡航時の利用を目的としている人に限定。
また、現時点ではこの接種証明書を持っていることによって日本への入国時・帰国時の防疫措置が緩和されることはないとしています。
申請先はワクチンの接種券を発行した市区町村（通常は住民票のある市区町村）。申請時に必要なものは基本的には下記4点。
・申請書（各市区町村で準備）
・パスポート
・接種券のうち「予診のみ」部分
・接種済証又は接種記録書
当面は書面による交付となり、証明書の記載内容は氏名、生年月日、ワクチン接種記録（ワクチンの種類、接種年月日等）、旅券番号等。これらの情報を日本語と英語の2か国語で表記し、偽造防止対策も行っているとのこと。
国外で接種を受けた方は対象外ですが、外務省による海外在留邦人の一時帰国者を対象とした事業で接種を受けた人への証明書については外務省に問合せ可能としています。
タイのプーケットやサムイ島などではワクチン接種済みの旅行者を対象に隔離を免除または緩和するプログラムを行っていて、同プログラムを利用しての入国には英語表記のある接種証明書（ワクチンパスポート）が必要。今後はこの証明書が使えることになります。
その他、詳細については以下よりどうぞ。
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について | 厚生労働省
