日立のSRTレッドライン向け車両がタイに到着 11月1日にセレモニー開催

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日立製作所が住友商事や三菱重工業と共に受注し出荷したバンコクの都市鉄道レッドライン向けの新型車両2編成(10両)がタイ・レムチャバン港に到着し、陸揚げされています。

タイ国鉄facebookページより
タイ国鉄facebookページより

運行事業者のタイ国鉄(SRT: Statte Railway of Thailand)は11月1日(金)に記念セレモニーを開催することを発表。年明けより走行試験を開始し、来年半ばまでには全25編成(130両)を受領することになっています。

同車両が使われるレッドラインにはダークレッドライン(Dark Red Line)とライトレッドライン(Light Red Line)の2路線がありますが、特に、ダークレッドラインの方はドンムアン空港やチャトゥチャック公園を通る路線のため旅行者でも利用する機会は多くなると思います。

両路線共に2021年1月に正式開通(第1フェーズ)する予定。

起点となるバーンスー中央駅(Bang Sue Central Station)はフアランポーン駅に代わる新たなバンコク中央駅となる駅で、このSRTレッドラインだけでなく、タイ国鉄の長距離列車やBTSブルーラインなども発着することになります。