機内で豚肉やアルコール類を一切提供しないなどイスラム法に基づいたサービスが一時話題となったマレーシアのラヤニ航空(Rayani Air)ですが、本日、マレーシア民間航空局が同社の運航者証明書(AOC:Air Operator Certificate)を無効にすると発表しています。
運航上のトラブルや乗務員への給与支払い遅延などによりラヤニ航空は今年4月から事業を休止していましたが、今回の措置によって再開の道が閉ざされたことになります。
同社が設立されたのは2015年11月、翌12月からは定期路線に就航。
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その後もクアラルンプールをメインに、ランカウイ、コタバル、クチン、ペナンなどへ路線を拡大していきましたが、結局わずか半年ほどで完全に運航停止という形になってしまいました。