マレーシアで新たな格安航空会社が誕生しています。
Rayani Air(ラヤニ・エア)という名称で、地元オンラインメディアFMT Newsの記事によると、ランカウイ島をベースに運航を始めるとのこと。
ボーイング737-400型機を使用し、まずはランカウイ~コタバル線を開設。その後ランカウイ~クアラルンプール線や国際線にも参入する計画のようです。
Posted by RayaniAir on 2015年11月6日
ラヤニエアのボーイング737-400型機。
ランカウイ~コタバル線はつい先日、マレーシア航空傘下のファイアフライ(Firefly)が就航したばかりのルートです。
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また、エアアジアも今後ランカウイ空港を国際線のハブ空港としていくことを既に表明しています。
- AirAsia announces Langkawi as its latest international hub
- Malaysia AirAsia to focus growth from secondary hubs as Langkawi-Hong Kong, Guangzhou are launched
マレーシアの航空業界はこのエアアジアを筆頭に、マリンドエア、マレーシア航空、ファイアフライなど強力なライバルがひしめいているので新たな航空会社が成功するのはなかなか難しいでしょうね。
実際、今年3月に設立された新航空会社flymojoも、当初は10月までに運航を開始すると表明していたのですが、結局先延ばしされ、現地の報道記事を読む限りでは運航できるのかどうかも微妙な感じになっているようです。