ホーチミンからプノンペンまでメコンエクスプレスのミニバンで移動

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ベトナムのホーチミンからカンボジアのプノンペンまで陸路で移動したのでその時の様子を紹介したいと思います。

当初は飛行機での移動を考えていたのですが、調べて見るとこの区間はLCCが未就航で航空券料金は高め。片道1万円以上かかる上に便数も少なく、結局バスを選択。

ホーチミン~プノンペン間は国際路線ですが距離的には250kmもなく、東京から静岡県・掛川に行く程度。但し、こちらには高速は無く、さらに国境での手続きなども必要のため6時間程度かかります。

バスは飛行機とは違って数多くの会社が参入しています。中でも評判が良く、早朝の便があったことから今回はメコンエクスプレス(Mekong Express)を選びました。

メコンエクスプレス公式サイト

公式サイトで事前にオンライン予約。料金は14ドル。座席指定もでき、支払いはクレジットカード。便利になったものですね。

当日の乗り場はファングーラオ通りにあるメコンエクスプレスのオフィス前。

メコンエクスプレスのオフィス
メコンエクスプレスのオフィス。

自分はホテルからタクシーを使ってここまで来ましたが、ブイビエン・デタム周辺に泊まっている場合は事前に連絡しておけば宿でピックアップしてもらうことも可能なようです。

メコンエクスプレスの時刻表

現在メコンエクスプレスが運行している各路線の時刻表・運賃は以下で確認できます。

Mekong Express – Bus Schedule

プノンペン~バンコク、ホーチミン~シアヌークビルなども運行中。

ミニバン

早朝の便は大型バスではなく10人乗り程度のワンボックスタイプのバン。この時の乗客は7~8人。地元の人が多く、自分を除くとあとはどちらもホーチミン在住だというアイルランド人男性と日本人女性だけでした。

アイルランド人のほうはベトナム人と結婚して30年以上ホーチミンに住んでいるとのこと。会話の流れで「そういえば、隣のイギリスがEUから離脱しますね」と話を振ると、どうでもいいや、という感じ。まあこっちに30年も住んでいればヨーロッパのことなんか知ったこっちゃないですね。

出発!

いざ出発!

時刻は朝の6時半、きっちり定刻通り。見晴らしがいいだろうと思って助手席を確保していたのですが、事故の際には一番危なそうな席でもあります。

ホーチミン市内

カックマンタンタム通りを北西方向に走り、タンソンニャット国際空港西側を通り抜けます。道路は多少混雑しているものの、週末ということもあって目立った渋滞は無し。

クチ・バスターミナル

出発からちょうど1時間でクチ・バスターミナル前を通過。

カンボジアとの国境へ

国道22号線(QL22)を一路カンボジア国境へ。この道路はアジアハイウェイ1号線にも指定されているということで、AH1と書かれた標識を時々見かけます。

ベトナム側モクバイ

その後も渋滞はなく、至って順調。ベトナム側の国境の町モクバイには午前8時15分に到着。国境ゲートで一旦車から降り、出国審査を受けまた乗車。

カンボジア側バベット国境ゲート

今度はカンボジア側ゲート。

カンボジア入国

入国審査場へ。当然ですがセキュリティチェックもあり、スーツケースなど荷物を全て持って行きます。

事前にカンボジアのビザを取っていない場合はここでもビザの取得が可能。ビザ代は30ドルですが、手続をやってもらうと手数料名目で5ドル余分に取られます。同乗者は皆ビザを持っているか不必要かで、あっという間に通過。待たせるのが申し訳なかったこともあり代行してもらうことに。

無事カンボジアに入国。時刻は午前8時40分。ベトナム側国境に到着してからここまでにかかった時間はわずか25分。

ちょうど出入国審査場がすいていたということも大きいのですが、大型バスと比べると乗客が少ないため手続きがスムーズに進むというのもミニバン移動ならではの利点ですね。

旅行前は陸路国境越えだとSIMを入手するのに苦労するんじゃないかと思っていましたが、何のことはない、ちゃんとした販売ブースもあってちょっと拍子抜け。

SIMカード販売ブース
プリペイドSIMカード販売ブース。

前述の日本人女性の話だと、以前はここで子供たちがSIMを売りに来ていたそうで、このようなきちんとしたブースが設けられたのはごく最近のことのようです。自分はSkyroam Hotspotを持って行ったのでSIMは購入せず。

関連記事モバイルWi-FiルーターのSkyroam Hotspotを東南アジアで使ってみた

国境の町らしくバベットにはカジノホテルも建ち並んでいます。

カジノホテル

ラスベガス サン ホテル & カジノ (Las Vegas Sun Hotel & Casino)

バベットの街並み

バベットの街の様子。

走り出したかと思ったら、すぐにスピードを落とし停車。トイレ・食事のための休憩でした。

休憩所

たいしたものは売ってなくて、お腹にたまりそうなものはぶっかけ飯かノムバンチョック程度。

ノムバンチュック

ノムバンチョックを食べることにします。タイでいうところのカノムチーン。

再出発

30分ほど休憩したのち再出発。

炎天下を歩く僧侶

炎天下にオレンジ色の袈裟を着た僧侶が歩いている姿を見て、上座部仏教の国に来たのだと再認識。

カンボジアに入っても道路状況は良く快適に走行。お腹も満たされ、途中ウトウトと。目を覚ましてからしばらくすると遠くに巨大な橋が見えてきました。

遠くに橋が

日本の援助で昨年完成した斜張橋「つばさ橋」。午前10時40分、メコン川を渡ります

つばさ橋を走行中

ホーチミン~プノンペン間の陸路移動は10年ほど前にも1度経験があるのですが、もちろんその時はここはフェリーで。橋ができてからは初めてです。

橋の上で休憩する人々

開通したのは昨年の4月ということなので、既に1年以上が経っています。

つばさ橋のカップル

でも未だに橋の上で写真を撮ったり休憩したりする人たちがたくさんいました。

つばさ橋

当時は1時間は覚悟していたメコン川の渡河も、ものの数分であっというまに終了。

プノンペンへ

荷崩れ起こしたら大事故間違い無し。こういうのが前を走っているとひやひやします。

午前11時半過ぎ、ついにプノンペンに。

工事中の道路

市内に入ると道路の補修工事中。結局、道中未舗装だったのはこのわずかな区間だけでした。

バサック川

バサック川を渡るといよいよプノンペン中心部。

プノンペンの街並み

交通量が一気に多くなります。

オルセーマーケット

ミニバンはオルセーマーケットに入っていきここで停車。

到着

時計を見ると時刻は正午を10分ほど過ぎていました。朝6時半にホーチミンを出発したので所要時間は5時間40分。

ミニバンを降りると、トゥクトゥクやバイクタクシーがわっと集まってきます。トゥクトゥクで宿泊先のハーモニープノンペンホテル(Harmony Phnom Penh Hotel)まで向かうことに。運賃は3ドル。

今回は時期的に雨期だったため道路状況を心配していましたが、幸い天候にも恵まれ、また渋滞もなく至って快適な旅でした。

空路を使えばフライトそのものは40分程度で済みますが、市内~空港間の移動や空港には2時間前までに、などと考えると結局合計で4時間程度は見ておく必要があります。料金差を考慮すると陸路移動を選んで正解だったかなと思いますね。

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