ミャンマーeビザ取得時の出入国地点についてのルール

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ミャンマーのビザは2014年9月よりオンラインで取得することが可能になっていますが、eVisa申請公式サイトに出入国に関する注意事項が追記されていたので紹介します。

ヤンゴンのシュエダゴン・パヤー

現在、eビザを取得する際に入国地点として認められているのは空路3か所(ヤンゴン国際空港、マンダレー国際空港、ネピドー国際空港)及び陸路3か所(タイレイ、ミャワディ、コートーン)の計6か所。

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申請時には、これらのうちのどの地点から入国するのかを選択しなければなりません。但し、ビザ取得後に実際にミャンマーに入国する際には、上記6か所内であれば任意の場所から入っても原則問題は無いとのこと。

ENTRY: You must specify a “Port of Entry” in your application, which is one of the designated International Airports or Land Border Checkpoints. During your actual visit, you may enter Myanmar at any designated international “Port of Entry”, however we strongly recommend you use the one specified in your application to avoid longer processing time at arrival.

“Important Information for Entry & Exit”より

例として、申請時にはヤンゴン国際空港からとしていたものを、その後予定変更などがあり、実際の旅程ではマンダレー国際空港から入国することになった、あるいはタチレイから陸路入国することになった、というようなケースでも取得済みのeビザはそのまま使えることになります。

さらに、出国に関して言えば、上記6か所に加えティキー(Htikee)の国境検問所を通過しミャンマーを出国、その後タイ側のカンチャナブリー県プ・ナム・ローン(Phu Nam Ron)に入るということもできるようです。

EXIT: You may exit at any of the International Airports and Land Border Checkpoints. Additionally, you may exit at the Htikee Land Border Checkpoint, but not enter from there at this time.

ただ、予定していたポイント以外から入国した場合は、上の注意書きにもあるように手続きに通常よりも時間を要する可能性が生じるほか、全てのボーダーで末端の係官までこの情報がきちんと共有されているかどうかの不安もありますので、ビザ申請時の入国地点から入ることに越したことはないと思います。

Myanmar eVisa (Official Government Website)