タイのコーンケン空港、利用者の増加を受け新ターミナルを建設

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タイ東北部のコーンケン空港が新しい旅客ターミナルの建設に着手するようです。

昨年の同空港の利用者は約95万人でしたが、地元英字紙のバンコクポスト(Bangkok Post)などの報道では今年はその数字が120万人程度にまで増加すると見込まれていて、空港施設全体の拡張が必要となっているとのこと。

コーンケン空港
(Photo by Houston Ruck)

2013年のコーンケン空港の利用者数は60万人弱だったので(関連記事)、僅か2年で倍増という急拡大ぶりですね。

実際、2013年10月末にタイ・エアアジアがバンコク~コーンケン線を再開(現在1日4便)したのをはじめ、昨年7月にはノックエアが同じ路線を新設(現在1日3便)、さらに12月にはカーンエアがチェンマイ~コーンケン線をデイリー運航開始するなど、この1年余りでタイ国内各航空会社が次々と路線を開設しているのが目に付きます。

さらに同空港関係者の話として、現在航空会社計5社から新路線開設についてのリクエストがあるとのことで、就航先としてチェンマイ、クラビー、ハジャイなどの国内都市に加え、ルアンパバーンやダナンなどの名前も挙げられています。

2013年のデータではタイ東北部の空港の中で一番利用者が多いのはウドンターニー空港、次いでウボンラーチャターニー、コーンケンという順番になっているのですが、近い内に2位と3位は入れ替わるかもしれませんね。