アジア屈指の規模を誇る現代アートフェア、「アートバーゼル香港2015」が開催されていたので行ってきました。
香港で行われるのは昨年に引き続き2回目とのこと。今回で3回目とのこと(ご指摘頂いたK様、ありがとうございました!)。
会場となっているのは灣仔の香港コンベンション&エキシビジョンセンター(HKCEC)。世界各地200以上の有名ギャラリーが持ち寄った選りすぐりの作品は1階と3階の2フロアに分かれ、見ごたえ十分。
入場料は大人1日券が250香港ドルと結構なお値段ですが、元を取れるだけの充実した内容でした。
ちょうど三宅信太郎氏によるライブドローイングが行われていて、これは会場内でも一際注目を集めていましたね。
タイトルは亜細亜周遊(Excursions in Asia)。連作のようで、これは香港編。
林立する高層ビルの間に点心の器・ワゴン・円卓などが描かれ、さらにあらゆる隙間を人々が埋め尽くすという、まさに香港らしい作品。(会場内で展示されていたシンガポール編に加え、台北編も)。
また、奈良美智、草間彌生、村上隆などの日本人作家たちによる作品も相変わらず人気は高いようで、数多く展示されていました。
香港での開催ということもあって、カンボジア、インドネシア、ネパールなど、情報の少ないアジア各国の作品の展示やギャラリーの参加が目立っていたのも印象的です。
これはカンボジア人アーティストによるコラージュ。
その他、目についた作品を幾つか紹介。
一般公開は3日間のみ、明日17日までとなっています。アートバーゼル香港自体は今後も毎年開催されるようですので、香港滞在と日程が重なるようであれば来年以降ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。