タイスマイル マカオ―バンコク WE671便 搭乗記

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マカオからタイのバンコクまでタイ国際航空系の航空会社、タイスマイル(Thai Smile)を利用しました。

マカオ~バンコク線は現在同社が運航する唯一の国際線。タイスマイルでは昨年より国内線の一部をドンムアン空港に移転していますが、こちらはスワンナプーム空港利用便です。

宿泊していた半島側のホテルシントラ(Hotel Sintra)からマカオ空港まではタクシーで15分程度。料金は荷物料など含め約70パタカでした。

マカオのタクシー

空港ターミナルは1階が到着フロア、2階が出発フロアと簡素な造り。

マカオ国際空港ターミナル内の様子

ターミナルの端から端までが見渡せる程度の広さで、両替所や荷物預かりなどの他は、パシフィックコーヒー、グロリアジーンズコーヒー、マクドナルド、地場系レストラン数店などが入っている程度です。

観光客の多いマカオですが、中国大陸から陸路で来る客や香港からフェリーで来る客が大半のため、空港自体の利用者はそれほど多くないというのが現実ですね。

出発の約1時間半前にチェックインカウンターに到着。並んでいたのは数人で、あっという間に搭乗手続きも終了。タイスマイルはタイ国内では一部空港でオンラインチェックインができますが、マカオ空港は今のところ未対応とのこと。

タイスマイルのチェックインカウンター

搭乗開始予定時刻は12:05。イミグレーションがやや混んでいたものの、10分程度で無事に通過。制限エリア内もコンパクトな造りです。ターミナル内はフリーWi-Fiが提供されているのでネットをしつつ時間をつぶします。

予定より5分ほど遅れて搭乗開始のアナウンス。搭乗ゲートは7A。列もできていなかったため、さっそく乗り込むことに。7以降のゲートは階下にあるためてっきりバスで向かうのだろうと思っていたら、ターミナルを出てそのまま徒歩での移動でした。

タイスマイルのエアバスA320-200型機

機材はエアバスA320-200。非常に新しくどこを見てもピカピカ。つい最近導入したばかりという感じです。LCCでも見慣れた機材ですが、それよりは若干シートピッチが広め。

シートポケット
シートポケットが上下にあるタイプ。

その後機内で待っていても客は時折パラパラと入ってくるのみ。そうこうしている内にドアがクローズしてしまいます。結局、乗客は30人前後、搭乗率にすると2割弱。フライトキャンセルにならなかったのが幸いというレベルですね。

機内の様子

このところやけに頻繁にプロモーションをやっているなあとは思ったのですが、いつもこんな感じなのでしょうか?同じ時間帯にタイ・エアアジアのバンコク行きもあって隣の搭乗ゲートを使用していたのですが、こちらはかなり乗客が多かったのとは対照的です。

今回の航空券はそのプロモーション時に購入し、料金は680パタカ(諸費用込み)。購入時のレートでジャスト1万円でした。2時間半ほどのフライトで、受託手荷物20kgや機内食も含まれていることを考えれば、LCCとも遜色のない料金設定です。

機内食
機内食。

親会社のタイ国際航空が昨年巨額の赤字を計上したことがニュースになっていましたが、こういう状況をみると他人事ながら大丈夫かなあとちょっと心配になってしまいますね。

フライト中の様子

フライト自体は至ってスムーズなものでした。昨夜、タイパにあるマカオスタジアムでサッカーのワールドカップ1次予選(マカオ対カンボジア)が行われていたためだと思うのですが、FiFA関係者が数名乗っていたのが目立っていた程度。

機内誌など
機内誌はタイ国際航空のものをそのまま使用。

水平飛行に移ってから機内食、免税品の販売、続いてタイの出入国カードも配られます。

タイスマイルのフライトアテンダント
オレンジの鮮やかなワンピースの制服が印象的なフライトアテンダントたち。

乗客が少ないので彼女たちも終始リラックスモードでしたね。

予定より多少早めにバンコクスワンナプーム空港に無事到着。こちらもやはりボーディングゲートは使わず、バスによる移動となりました。