口コミを中心としたグルメサイトと言えば日本では食べログが有名ですが、アジア各国でもこういったサイト・アプリがかなりポピュラーになってきています。
香港発祥のOpenRiceが先行していて、既に香港のみならず中国、台湾、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、インドと9の国と地域でサービスを展開中。
http://www.openrice.com/zh/hongkong
今までに利用したことのある香港と台湾以外のバージョンはどうなっているのかと思い、先日シンガポール版を使ってみましたが、ホーカーに入っている各店舗ごとの営業時間といった細かな情報も豊富で、結構実用的でした。ただ全体の口コミ数はまだ少ないです。
そのシンガポールやマレーシアではHungryGoWhereの人気も高いですね。
一方、ベトナムのレストラン検索・口コミサイトとして定番となっているのは以前紹介した、Foody。
関連記事: ベトナムのレストラン検索・口コミサイト Foody
こちらはアジア2か国目として、Foody.idの名称で最近インドネシアにも進出しています。
Foody.idが現在対象としている地域は、ジャカルタとその近郊都市(ボゴール、デポック、ブカシ)のみと限定されているものの、近いうちにバリ島など他エリアにもサービスを拡大していくのではないでしょうか。また、今後はラオスやカンボジアなどでの展開も視野に入れているとのこと。
ライバルともなるインドネシアのQravedは予約サービスというのを売りに差別化を図っていますが、ユーザーの口コミや撮影した画像が重要なコンテンツの一つとなっているのは他サイトと同様です。
タイでは、何といってもWongnaiというサイトが圧倒的なシェアを誇っているのですが、残念ながら今のところタイ語のみ。
いずれにせよ、各サイトではクチコミ自体は現地の言葉で書き込まれているわけですから、英語以外の場合、内容まで理解するのはなかなか簡単ではないですね。
ただ、ユーザーの投稿した料理やメニューの画像、店内の雰囲気、料金、評価点数などの情報は十分に参考にできますし、どのアプリにも現在地周辺の飲食店を表示する機能があるので、当地で食事に困った時などは役立ちます。
これからアジアに旅行に行く計画を立てている方は、事前にこれらアプリをダウンロードしておいてみてはいかがでしょうか。