カンボジアの新興航空会社、ランメイ航空(Lanmei Airlines)が昨日9月29日に同社初となる定期便の運航を開始しています。
![搭乗を待つ乗客たち](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/lanmei_airlines_kos1.jpg)
ランメイ航空公式サイト: http://www.lanmeiairlines.com/
就航したのはいきなりの国際線で、シアヌークビル~マカオ~パラオという珍しいルート。たまたまシアヌークビル空港にいたので初便が出発する様子を見ることができたのですが、ツアー客らしい中華系の旅行者たちが数十人乗りこんで行きました。
特に派手なセレモニーもなく、乗客には記念品を手渡し、あとは関係者が機体をバックに撮影をしていた程度。
![ランメイ航空 シアヌークビル~マカオ線](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/lanmei_airlines_kos2.jpg)
機材はエアバスA320。XY-AGOというレジ番号で検索してみると、機齢18年以上という年季の入った中古機でした。
見覚えのある柄だなあと思っていたのですが、よく見れば前の持ち主であるミャンマー国際航空の塗装のままで、機体上部の航空会社名と垂直尾翼のロゴを塗りつぶしただけというお粗末な状態。準備が間に合わなかったのか、ランメイの文字はどこにもありませんでした。
![ランメイ航空のエアバスA320型機](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/lanmei_airlines_kos3.jpg)
なお、同社は次の定期便として10月12日よりプノンペン~シェムリアップ線に就航する予定となっています。
![ランメイ航空 プノンペン~シェムリアップ線](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/lanmei_airlines_phn_rep.jpg)
こちらはカンボジア国内の基幹路線ですので需要はあるのでしょうが、ここ数年で一気に参入航空会社が増え、既にカンボジア・アンコール航空、バサカエア、カンボジア・バイヨン航空、JCインターナショナル航空と4社が就航済みでランメイ航空が5社目。ちょっと乱立ぎみになっていますね。