東南アジアの主要航空会社の定時運航率は?

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航空会社のフライト情報などを提供しているOAGが航空会社別の定時運航率(対象期間は2016年10月~2017年9月)を発表しています。

このデータは各航空会社の実際の出発時間・到着時間が予定から15分以上遅れた場合を「遅延」とみなし、定時での運航割合を数値で表したもの。当然、数字が高いほどスケジュール通りに運航している航空会社ということになります。

バンコク・ドンムアン空港の出発案内表示
バンコク・ドンムアン空港の出発案内表示

今回はこの中から東南アジア域内の航空会社をピックアップし、定時運航率の良い順にランキングしてみました。

航空会社名 国名 定時運航率
ジェットスター・アジア シンガポール 86.4
シンガポール航空 シンガポール 84.5
ノックエア タイ 78.9
シルクエア シンガポール 78.5
タイ・エアアジア タイ 76.7
バンコクエアウェイズ タイ 72.8
マレーシア航空 マレーシア 68.0
エアアジア マレーシア 67.8
タイ国際航空 タイ 66.7
ガルーダ・インドネシア航空 インドネシア 65.9
エアアジアX マレーシア 62.8
フィリピン航空 フィリピン 61.9
フィリピン・エアアジア フィリピン 61.1
インドネシア・エアアジア インドネシア 57.0
インドネシア・エアアジアX インドネシア 56.1
セブパシフィック航空 フィリピン 55.9

(出典: OAG

遅延は、航空会社側の問題によるものだけでなく空港側の問題や悪天候などによっても生じるため、空港の運営状況や時期でも大きく左右されるとは思いますが、利用の際の一応の目安にはなりますね。

主要国のうちベトナムの航空会社のデータが無いのは残念なものの、これを見ると定時運航率が高いのはやはりシンガポールの航空会社。次いでタイとマレーシア、インドネシアとフィリピンは要改善というのがはっきりと数値に表れています。

日本を含むその他の航空会社のデータや空港ごとの定時運航率も以下のリンクより確認することができますので参考に是非どうぞ。

OAG On-Time Performance Star ratings – OAG.com