バンコク、空港でのお土産購入はロイヤルプロジェクトショップがおすすめ

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バンコクにはスワンナプーム空港とドンムアン空港という2つの空港がありますが、どちらにもロイヤルプロジェクトショップ(Royal Project Shop)というお店が入っていて、タイのお土産を買うのには最適です。

スワンナプーム空港のロイヤルプロジェクトショップ
スワンナプーム空港のロイヤルプロジェクトショップ

ロイヤルプロジェクト(タイ語:โครงการหลวง)というのは、故プミポン前国王がタイ北部で暮らす少数民族の生活改善を目的に1969年に立ち上げたもので、既に半世紀近い歴史があるプロジェクト。現在は、チェンマイ、チェンラーイ、メーホーンソン、ラムパーン、ランプーン、プレー、ナーン、パヤオの各県において農業の振興と研究開発を中心に、環境保全などの活動も行なっています。

店内の様子
店内の様子

これら対象地域の農産物から生産した製品を購入できるのがこのロイヤルプロジェクトショップということになります。100%タイ産、しかも王室関連の組織ということで安心して買い物ができます。

ドンムアン空港の店舗
ドンムアン空港の店舗

ここでの人気のお土産はやはり食べ物で、ドライフルーツ、はちみつ、コーヒー、紅茶、お菓子類などが代表的。

ドライフルーツ

ドライフルーツはマンゴー、パッションフルーツ、トマト、ライチなどが揃っています。

一番小さなサイズであればドライフルーツは20バーツ(約70円)、ハチミツは78バーツ(270円)といった感じでどれもお手頃価格。パッケージデザインも洗練されていますし、種類も豊富でまとめ買いにももってこい。

ハチミツも様々な種類が揃う
ハチミツも様々な種類が揃う
お茶、コーヒーなど
コーヒー、お茶、紅茶など

ロイヤルプロジェクトショップで取り扱う商品の中でも特に知名度が高いのがチェンラーイ県の山の名前を冠したドイトゥン(Doi Thung)ブランドの品々です。

こちらは故プミポン前国王の母親のシーナカリン王太后が設立したメーファールアン財団(Mae Fah Luang Foundation)が手掛けるブランドで、高品質なコーヒー豆とマカダミアナッツが特に有名。国内外で高評価を受けています。

ドイトゥンブランドのマカダミアナッツとクッキー
ドイトゥンブランドのマカダミアナッツとクッキー

食品以外にもバスアメニティ類や化粧品の生産も行なっていて、各店舗ではハーブをはじめとする天然素材を使ったシャンプー、トリートメント、ボディソープ、ボディローションなどを販売中。

シャンプー、ボディソープ、ボディローションなど
シャンプー、ボディソープ、ボディローションなど

また、野菜、果物、花、ドリンク類を売るコーナーも設けられています。そのため、外国人旅行者だけでなく、安心・安全な食材を求める地元タイ人の利用が多いのも特徴です。

野菜類

ペットボトルの水も7バーツで購入可能。空港内のお店としては格安です。

ドーイカムブランドの水
ドーイカムブランドの水

ロイヤルプロジェクトショップ

最後にお店の場所と営業時間ですが、スワンナプーム空港とドンムアン空港にそれぞれ2店舗づつあり以下の通り。

スワンナプーム空港

  • 地下1階(エアポートリンク駅向かい側) 営業時間:05:30~23:00
  • 国内線出発ホール(2階) 営業時間:05:30~22:30

ドンムアン空港

  • ターミナル1(国際線ターミナル)の出発フロア(3階) 営業時間:06:00~19:00
  • ターミナル2(国内線ターミナル)の出発フロア(3階) 営業時間:06:00~19:00

店舗内の様子

空港内のショップというとどうしても割高というイメージがありますが、ここはリーズナブルで帰国前にお土産を買い忘れた時には特に重宝します。ぜひ立ち寄ってみて下さい。