タイ南部のプーケットで新たな定期路線バス、プーケットスマートバス(Phuket Smart Bus)が運行を開始しています。
まずはブルーラインと名付けられた1路線のみで、プーケット国際空港を出発後、スリンビーチ、パトンビーチ、カロンビーチ、カタビーチ、ラワイビーチと走行。プーケット島西海岸の主要スポットをほぼ南北に縦断するルートとなっています。
運行は午前6時~午後8時まで、45分間隔の1日32便(2018年3月末までは試験期間のため、運行時間は午前9時~午後5時)。運賃は距離に応じて50~170バーツ。車内ではフリーWi-Fiが利用可能で各座席にはUSBポートも完備しているとのこと。
走行ルート詳細やバス停は以下ページで確認できます。
タクシーなどに比べ時間はかかると思いますが、プーケット空港からパトンビーチなどへ格安でアクセスしたい場合には重宝するのではないでしょうか。
運賃の支払いは現金ではなくプリペイドカードのみ。バンコクのBTSでも使われているラビットカード(Rabbit Card)を導入し、Rabbit x Phuket Smartcardという名称が付けられています。このカードは乗車してから車内で購入が可能。料金は300バーツ(内100バーツはカード代)。
プーケットは空港と主要なビーチがかなり離れているためアクセスが不便なのですが、タクシーやらトゥクトゥクの利権がすごく強く、これまで何度もこういったバスの運行が計画されては潰されてきた経緯があります。今回は政府や地元自治体の肝いりなので大丈夫だとは思いますが・・・。
なお、プーケット空港とプーケットタウンのバスターミナル1を結ぶ路線バスは今後もこれまで通り運行。
運転に自信のある方は空港でレンタカーを借りるという方法も便利でおすすめです。
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