先日、バンコク中心部のアソークエリアに建つ老舗ホテル、タイパンホテル(TAI-PAN HOTEL)に宿泊しました。
ここは10年以上前に一度泊まったことがあり、それ以来久しぶりの利用。当時は古臭さが目立ったのですが、客室などがリノベーションされていたこともあってその頃とはずいぶんと印象が変わりました。
予約
17階建て全146室という中規模のホテルで、スーペリア、デラックス、スイートなどの部屋タイプが用意されています。今回はデラックスルームを選択。
直前の予約になってしまったこともあり料金はやや高めの1泊約7千円(税・サ込み、朝食別)でした。
ロケーション
スクンビット・ソイ23にあり、最寄駅のMRTスクンビット駅やBTSアソーク駅からは徒歩6~7分程度とまずまず。
住所: No. 25, Sukhumvit Soi 23, , Klongtoey Nue, Wattana, Bangkok, 10110, Thailand
電話: +66 2 260 9898
界隈にはコンビニ、カフェ、レストラン、マッサージなどが点在。オフィス街や歓楽街のソイ・カウボーイが近いということで昼から夜まで賑やかなエリアです。
客室
ホテルに着いたのは正午頃だったのですが、部屋に空きが無いということで実際に部屋に入れたのは午後1時過ぎ。それまでは近くのカフェで時間を潰していました。
ルームキーはカードタイプではなく、最近では珍しくなった鍵タイプ。
今回割り当てられたのは12階の部屋。
デラックスでもスーペリアでも客室の広さは変わらず約38平米。バンコクのこのクラスのホテルとしてはかなりゆったりとした造りです。
窓際にはライティングデスクやソファなどが置かれていましたが、スペース的にはまだ十分余裕があります。
部屋を入ってすぐのところにはクローゼットや冷蔵庫。
冷蔵庫の上にはコーヒー、紅茶、電気ケトルなどが置いてありました。スナックやアルコール類は当然有料です。
クローゼットの中にはセイフティーボックスも。
一昔前に建てられたホテルは、一般的に室内が広く天井も高くとってあることが多いですが、ここもまさにそういうタイプのホテルです。
室内ではフリーWi-Fiが提供されています。この時は速度を測るのを忘れてしまったものの、速くもなく遅くもなくという感じでした。
バスルーム
室内の様子に比べるとバスルームは昔の印象のまま。
但し、綺麗に掃除されているため不快な感じはありませんでした。湯量や湯温についても問題無し。バスタブ付きというのも嬉しい点です。
バスアメニティ類はシャンプー、ボディソープ、綿棒、シャワーキャップ程度。
歯ブラシは置いていなかったため持参するなり現地購入する必要がありますね。
館内の様子
屋外プールは5階にあるもののコンパクトな造り。
同じフロアにはフィットネスやサウナも完備しています。
1階のレストランが朝食会場にもなるようですが、今回は朝食が付いていないプランだったため詳細は不明です。
総評
大きな期待はしていなかったのですが、部屋が思った以上に清潔で広く快適に過ごすことができました。
駅まではやや距離があるものの、インターチェンジ21というオフィスビルを通り抜けると多少近道で日中の暑さしのぎにもなります。
但し、この方法は建物がオープンしている午前6時~午後10時の間のみ利用可能。
大型ショッピングセンターのターミナル21へも徒歩圏内ですし、繁忙期以外は1泊5~6千円程度で宿泊可能ということで、コストパフォーマンスは高いと思います。
ホテル周辺には風俗系のマッサージ店が並んでいるため女性には正直お勧めできませんが、男性の旅行者であれば全く問題のないホテルで口コミを見ても評価は上々。日本人宿泊者の比率の高いホテルの一つでもありますね。