スターバックスがミャンマーに進出 東南アジアにおける出店状況は?

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コーヒーチェーンのスターバックス(Starbucks)がミャンマーに初進出するようですね。報道によると、1号店はヤンゴン中心部のショッピングセンター、スーレースクエア内になるとのこと。

スーレースクエア (Sule Square)
スーレースクエア (Sule Square)

Starbucks to open first outlet in Yangon, taps Myanmar for growth in ASEAN | The Myanmar Times

ミャンマーでは既に、グロリアジーンズコーヒー(Gloria Jean’s Coffees)、コーヒービーン&ティーリーフ(The Coffee Bean & Tea Leaf)、カフェアマゾン(Cafe Amazon)などのコーヒーチェーンが店舗を展開していますが、今後はこれに最大手のスタバも加わることになります。

スーレースクエア内のカフェアマゾン
スーレースクエア内のカフェアマゾン

東南アジアにスターバックスが進出するのはこれが9か国目。域内で未進出なのはラオスと東ティモールの2か国を残すのみです。ラオスはコーヒー文化が根付いていますし、数年後にビエンチャンやルアンパバーンにできても不思議はないですね。

東南アジアにおけるスターバックスの出店状況が気になったので調べてみると以下のような結果に。

国名 店舗数 進出年
フィリピン 324 1997年
インドネシア 317 2002年
タイ 312 1998年
マレーシア 248 1998年
シンガポール 133 1996年
ベトナム 36 2013年
カンボジア 12 2015年
ブルネイ 4 2014年

(出典: Starbucks Corporation – Financial Data – Annual Reports

(※店舗数は2017年10月時点のもの。ベトナム、カンボジア、ブルネイのみ2018年5月現在のストアロケーターを参照)

店舗数ではフィリピン、インドネシア、タイという順ですが、ここ5年の増加数で言えばインドネシアが圧倒的。その人口を考えても近い将来東南アジアで最も店舗数が多くなるのは時間の問題でしょう。