先日、スカルノ・ハッタ国際空港のターミナル2内にあるトランジットホテル、ジャカルタエアポートホテル(Jakarta Airport Hotel)に宿泊したので紹介します。
ロケーション
ホテルの入口はターミナル2Eの出発フロア（2階）。ターミナル2D寄りの出発ゲート2とゲート3の間に位置しています。
アクセス方法ですが、JALやANAでジャカルタに到着した場合は入国審査を通り荷物を受け取ったら一旦ターミナル外へ。出てすぐのところにあるエレベーターで2階へ向かいます。
2階に着いたら再度ターミナル内に入り右手へ。しばらくまっすぐ進むとJakarta Airport Hotelと書かれた看板が見えてきます。スーツケースなどの荷物をX線検査機に通し、エスカレーターで上のフロアへ向かうと正面がフロントです。
予約
このホテルにはスーペリア、デラックス、エグゼクティブなどの部屋タイプがありますが、今回は一番安いスーペリアを予約。1泊約6,000円（税・サ込み）でした。
ジャカルタ エアポート ホテル マネージド バイ トポテルズ (Jakarta Airport Hotel Managed by Topotels)
客室
フロントを中心に左右に翼を広げたような扇形で客室が配置されています。そのためどの部屋からも滑走路やエプロンを眺めることができます。
フロントから向かって右側が部屋番号45～82。左側が1～43番という造り。割り当てられたのは66号室だったので、フロントから結構距離がありました。
40番台がフロントから一番近く、次いで30番台と50番台。あまり歩きたくない方はチェックインの際にこのあたりの番号の部屋をリクエストしてみることをおすすめします。
室内はリノベーションされたばかりのようで、想像していた以上に清潔です。
部屋の広さは約24平米。若干狭いかなという感じ。まあ寝るだけなので十分。
ワークデスクもしっかりとしたものが設置してあり、パソコンでの作業もしやすかったです。
クローゼット内にはセーフティーボックスもありました。但し、小型サイズのものなのでパソコンは入らず。
もちろんフリーWi-Fiが提供されていて、接続状況も良好。利用者が多いであろう夜間の時間帯でもストレスなく利用できました。
バスルーム
バスルームは十分な広さ。比較的丁寧に掃除はされていたものの、部屋のインテリアに比べるとここはやや古さを感じる造り。
バスタブは無くシャワーのみでした。ティッシュペーパー、ドライヤーなどは完備。
バスアメニティもシャンプー、ボディソープ、石鹸、歯ブラシ＆歯磨き粉セット、綿棒、シャワーキャップなどと一通り揃っています。
館内の様子
フロント横では水、ソフトドリンク、ビール、カップヌードル、スナックなどを販売。
館内に朝食を提供するレストランはないのですが、朝、フロント横のジェットラウンジ＆バーラウンジ(Jet Lounge & Bar)を通ると、コーヒー、紅茶、パンが置いてありました。
スタッフに尋ねたところ宿泊者であれば自由に利用していいとのことでした。
総評
何と言っても立地の良さが最大の魅力です。ジャカルタでのトランジットや深夜便・早朝便利用時には最適なホテルだと思います。
ターミナル内にはレストラン、カフェ、コンビニなどが点在していますし、一部は24時間営業している店もあって非常に便利。
他ターミナルへはスカイトレインで移動できるほか、深夜から午前中の時間帯はホテルから無料シャトルバスも利用可能です。
ということで、今回は大きな不満点もなく宿泊することができました。
ただ、JALやANAも含めジャカルタ発着の国際線は今後全てターミナル3に移転する計画が進んでいます。そうなるとターミナル2は国内線専用となり、このホテルの利用価値もやや薄れてしまう感じはしますね。
ジャカルタ エアポート ホテル (Jakarta Airport Hotel)
