タイスマイル、チェンライ―バンコク線(WE131便)搭乗記

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先日、タイ北部のチェンライからバンコクまでタイ国際航空系列のタイスマイル(Thai Smile)のフライトを利用しました。

宿泊していたオーキッドゲストハウス(Orchids Guesthouse)から空港まではタクシーで。料金は200バーツでした。

タクシーで空港へ
タクシーで空港へ

空港ターミナルには15分ほどで到着。時刻は午前9時40分。これから乗るWE131便は10時35分発ということで時間は十分です。

ターミナル入口にはセキュリティチェックがあり、それを受けてから中に入ることになります。これはチェンマイ空港などと同様ですね。

チェンライ国際空港
ターミナル入口

この日は連休明けの初日だったせいか、空港内は予想以上に混んでいました。

ターミナル内の様子

国内線のチェックインカウンターは入って左手。タイスマイルはオンラインチェックインに対応しているものの、今回はし忘れていました。ただ、カウンターはガラガラですぐに搭乗手続きは完了。

タイスマイルのチェックインカウンター
タイスマイルのチェックインカウンター

同社はLCCではないため20kgまでの受託手荷物や座席指定、機内食は無料です。この便はタイ国際航空との共同運航便でTG2131という便名も付けられていました。

小さな空港ですがここは一応国際空港。中国などへの定期便もいくつか開設されています。身近なところでは香港エクスプレス航空が香港~チェンライ線を運航中(時期により週2~3便)。

国際線出発フロアは2階
国際線出発フロアは2階

チェンライと言えば記憶に新しいのが洞窟から救出されたサッカー少年たちではないでしょうか。レスキューの際には世界中から支援を受けたということで、ターミナル内にはそのお礼が日本語を含め各国の言葉で表示されていました。

電光掲示板には「ありがとうございました」の文字も
電光掲示板には「ありがとうございました」の文字も

朝から何も食べていなかったため、ここで簡単な朝食をとることに。ドーイチャンコーヒーでコーヒーとサンドウィッチ。

ドーイチャンコーヒーで朝食
両方で125バーツ(約430円)

数分で食べ終え国内線出発口へ。再度保安検査を受けてから、制限エリア内に入ります。

待合エリア
待合エリア

ボーディングパスでは搭乗ゲートは4番となっていましたが、途中でアナウンスが入り3番に変更するとのこと。隣なので全く問題はありません。

3番ゲート前
3番ゲート前

10時15分搭乗開始。待合が1階にあるためバスでの移動かなと思っていたら、エスカレーターで2階に上がりボーディングブリッジを使って機内へという流れでした。

エスカレーターで2階へ

機材はエアバスA320-200型機。タイ国際航空系列の航空会社は各機体に愛称を付けていますが、今回はクルンテープマハーナコーン(バンコク)号。客室乗務員は同社のコーポレートカラーである鮮やかなオレンジ色の制服を着用していて目を引きます。

機内の様子

着席後、機内をざっと見渡すとほぼ満席の状態。座席はファブリック地で間隔はやや狭く、LCCよりは多少はましかなという程度。

座席間隔
座席間隔

10時40分ドアクローズ、10時50分に離陸。10分ほどで水平飛行に。

飛行中

すぐに可愛らしい小さな紙袋が乗客全員に配られます。

軽食セット

中身は水とチキンサンドウィッチ。味はごく普通でしたが、箱やパッケージのデザインはシンプルかつ統一性があってなかなかおしゃれ。

水とサンドウィッチ

続いてドリンクサービス。ホットコーヒーを頂きました。

コーヒー

食後に機内誌を眺めているとしばらくしてシートベルトサインが点灯し、まもなく着陸態勢に入るとのアナウンス。

機内誌など
機内誌など

正午少し前にバンコクのスワンナプーム空港に無事到着。離陸から着陸まで終始揺れのない非常に静かなフライトでした。飛行時間は正味1時間10分。

バンコクに到着
バンコクに到着

バンコクの天候は曇り。荷物の受け取りは2番ベルトになります、との放送が流れます。

タイスマイルのエアバスA320型機

タイスマイルはかつてドンムアン空港発着便を運航していた時期がありましたが、現在では国内線・国際線を問わず全てスワンナプーム空港発着に統一。

ターミナル内

チェンライ~バンコク間はタイスマイル以外にも、バンコクエアウェイズ、タイ・ベトジェットエア、タイ・ライオンエア、タイ・エアアジア、ノックエアと計6社が就航する激戦区です。

タイ・スマイル、バンコクエアウェイズ、タイ・ベトジェットエアの3社はバンコクではスワンナプーム空港発着、残り3社はドンムアン空港となっています。各社ともに料金的にはそれほど大きな差はないため、各自の旅行スタイルやバンコクでの滞在先、あるいは乗り継ぎの有無などに応じて好みのフライトを選べばよいのではないでしょうか。

この時に撮影した動画もYouTubeにアップしました。こちらもぜひどうぞ。