先日、カンボジアのプノンペンからタイのバンコクまでJCインターナショナル航空(JC International Airlines)のフライトに搭乗したので紹介します。
市内中心部から空港までは配車サービスのGrab（グラブ）を利用。
空港ターミナルに到着したのは午前9時30分。運賃は28,800リエル（約800円）でした。
最近のプノンペンは年々交通量が増え、どこに移動するのにも以前よりも時間がかかるケースが多くなりましたね。この日もロシア通りの渋滞が酷かったため空港まで結局1時間近く要しました。
プノンペン国際空港は出発エリアと到着エリアに分かれていて、建物向かって右手が出発エリアです。ターミナル内に入り出発案内でチェックインカウンターの場所を確認すると20～22との表示。
欠航やスケジュール変更の多い航空会社ということで一番恐れていたのはフライトキャンセルでしたがこれが杞憂に終わってまずはほっと一息。
搭乗予定のQD686便はプノンペン空港を午前11時5分に出発しバンコクのスワンナプーム空港到着が12時20分というフライトスケジュール。出発まで1時間ちょっとしかありませんが、小さな空港なので大丈夫でしょう。
チェックインはすぐに済み出国手続きへ。エスカレーターで2階に上がるとすぐ目の前が出国審査場です。
出国審査では顔写真と右手親指以外の4本指の指紋の採取。それを終えると、セキュリティチェック。靴も脱ぐ必要があるなどチェックは厳しめです。
どちらもほとんど待つことはなく7～8分で通過。9時45分、制限エリア内に入りました。
空港に到着してからここまでわずか15分。プノンペンはカンボジアの首都ですが周辺他国に比べて国際線はまだまだ少な目。いつ来てもターミナル内はすいていてストレスがほとんどないのがいいです。
免税店の先にはプノンペンダイニングアベニュー（Phnom Penh Dining Avenue）と名付けられたエリアもあり飲食店が並んでいました。
ボーディングパスを確認するとこの日のゲートは端近くの4番。搭乗開始予定時刻は10時35分となっています。まだ十分時間があるためブラウンコーヒーで休憩。
今回は急遽予定が変わったことなどもありチケットを予約したのは搭乗日の2日前というタイミングでした。料金は諸費用込みで約7,500円。この値段で受託手荷物は20kgまでOKとなっていたので結構お得感があります。
10時40分に搭乗開始のアナウンス。
機材はおなじみのエアバスA320です。
中古ですが機体記号で確認するとまだ製造から2年ほどと比較的新しいものでした。
JCインターナショナル航空は格安航空会社には分類されていないものの座席は180席あり、通常のLCCと同じ詰め込み仕様。
ただバンコクまでは正味1時間ほどなので全く問題なし。
機内誌などは無いようで、シートポケットに入っていたのは安全のしおりとタイの出入国カードの書き方例のみ。中国資本の航空会社ということで中国語の表記が目につきます。
乗客待ちの影響で出発は20分ほど遅延。離陸し、水平飛行に入るとすぐに機内サービスが始まります。
ソフトドリンクとクロワッサンという簡素なものですが何も出ないと思っていただけにちょっと意外。その後はコーヒー・紅茶のサービスもありました。
この日の搭乗率は6～7割といったところ。
軽食タイムが終わるとタイの出入国カードが配られます。
記入し終えしばらくすると着陸態勢に入るとのアナウンス。
12時半過ぎにバンコクのスワンナプーム空港に無事到着。出発時点の遅れがそのまま響き15分ほどの遅延となりました。
このJCインターナショナル航空は、バンコクではスワンナプーム空港とドンムアン空港の両方に就航しているという珍しい運行形態を取っています。そのため、プノンペン～バンコク線といっても2ルートがありますので、予約の際にはどちらの空港の便なのか間違えないように注意が必要です。
なお、この時に撮影した動画はYouTubeにアップしてあります。こちらも是非参考にどうぞ。
