タイ国際航空、マイル加算率や特典航空券の必要マイル数を変更 10月1日より

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タイ国際航空(Thai Airways International)は、2019年10月1日より同社マイレージプログラム「ロイヤルオーキッドプラス」のルール改定を行うことを明らかにしています。

タイ国際航空、マイル加算率や特典航空券の必要マイル数を変更
タイ国際航空公式サイトより

THAI Offers More Royal Orchid Plus Mileage Accrual and Bonus Miles

大きな変更点としては、国内線・国際線共に片道特典航空券の必要マイル数が純粋に往復特典航空券の半分でOKとなりました。

一例をあげると、タイ国内線エコノミークラス片道の場合これまで9,000マイル必要だったものが10月以降は7,500マイルに(往復の場合は15,000マイル)。

反対に、改定によって必要マイル数が増えるケースもあり、例えば東京~バンコク間をファーストクラスで往復する場合、これまで11万マイルでだったものが10月以降は13万5千マイル必要になります。

現行ルールと新ルールの違いは以下を参照して下さい。

現行ルール(9月30日まで)片道 / 往復
新ルール(10月1日より): THAI Air Awards (One Way- Direct Bangkok)



マイル加算率についても変更があり、ファーストクラス(ロイヤルファーストクラス)ではこれまで一律150%の加算率だったものが、予約クラスに応じて250%または200%にアップされます。ビジネスクラス(ロイヤルシルククラス)やエコノミークラスでも一部予約クラスにおいて加算率が改善されています。

各予約クラスごとの実飛行マイルに対する加算率は以下の通りです。

座席クラス 予約クラス 加算率
ファースト F 250%
ファースト A/P 200%
ビジネス C/D 150%
ビジネス J/Z 125%
プレミアムエコノミー U 110%
エコノミー Y/B 110%
エコノミー M/Q/H 100%
エコノミー T/K/S 75%
エコノミー G 50%
エコノミー V/W 25%
エコノミー L/O/I/X/E/N/R マイル加算無し

※これ以外に会員レベル(ステータス)に応じたボーナスマイルも付与され、プラチナムはプラス20%、ゴールドはプラス10%、シルバーはプラス5%。