ここ数日、タイでは南部を除く各エリアで猛烈な暑さが続いていて、昨日(18日)はバンコクで40度を、北部のランパーン県では同県における過去最高気温となる44.2度を記録。タイの観測史上最高気温は44.6度ということでそれに迫る暑さでした。
タイ気象局(Thai Meteorological Department)が発表した週間天気予報(19日~25日)によると今後予想される各地の最高気温は以下の通り。
北部: 37~43℃
東北部: 36~42℃
中部: 36~42℃
東部: 33~40℃
南部(東海岸): 34~38℃
南部(西海岸): 34~37℃
北部、東北部、中部では特に高温となるため屋外での活動を控えるよう同局が注意喚起を出しています。
参照: Thai Meteorological Department – 7 day Weather Forecast


12月~1月にはかなり涼しくなるタイ北部もこの時期はむしろバンコクより気温が高いことも多く、現在はまさにその状況になっていますね。
バンコクの最新天気予報(7日間)は以下より。
Thai Meteorological Department – Bangkok
タイで気候的に最も過ごしやすいのは中部海岸線沿いのエリアで、海に面している関係で酷暑期でも最高気温はそれほど上がらず、また雨も最も少ない地域です。
関連記事: タイの年間の天気を地域別に詳しく解説
代表的な街としてはパタヤが挙げられますが今後1週間の天気予報は以下の通り。暑いことは変わらないもののバンコクと比べると最高気温が3~5度低くなっていることがわかると思います。

タイ気象局の現時点での予報によると各地とも25日以降は多少暑さが和らぐ見込みとのことですが、ゴールデンウィーク中にタイを訪れる方は熱中症などに十分注意が必要です。