日本~タイ間の直行便、LCC利用者が3割超え

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タイ民間航空庁(CAAT, The Civil Aviation Authority of Thailand)が公表しているデータによると、昨年1年間に日本とタイを結ぶ直行便を利用した乗客は約527万人と過去最高を記録。

現在日本~タイ間の定期便を運航している航空会社はフルサービスのレガシーキャリアがタイ国際航空、JAL、ANAの3社、格安航空会社がタイ・エアアジアX、スクート、ノックスクート、ピーチ、タイ・ライオンエアの5社で、計8社。

ドンムアン空港
ドンムアン空港

航空会社別の年間利用者数ランキング(2018年)は以下の通りとなっています。

  1. タイ国際航空 219万人
  2. タイ・エアアジアX 108万人
  3. JAL 77万人
  4. ANA 68万人
  5. スクート 27万人
  6. ノックスクート 16万人
  7. ピーチ 11万人
  8. タイ・ライオンエア 1万人

タイ国際航空が断トツのトップで200万人超え。以下、タイ・エアアジアX、JAL、ANAの順。タイ・ライオンエアは昨年12月に日本に就航したばかりのためこの順位ですが、現在は既に成田、中部、関西、福岡と計4都市に路線を開設。今年は一気にその数字が増えることになりそうです。



全旅客のうちレガシーキャリアの占める割合が69.2%、LCCが30.8%ということで、日本~タイ間ではLCCの比率が全体の3割を超えたことが明らかになっています。

最後に、日本・タイにおけるそれぞれの出発空港別の利用者数は以下の通りです。

  1. 成田 211万人
  2. 羽田 111万人
  3. 関西 100万人
  4. 中部 47万人
  5. 新千歳 29万人
  6. 福岡 18万人
  7. 那覇 11万人
  1. スワンナプーム 375万人
  2. ドンムアン 152万人

(※出典: รายงานสภาวะอุตสาหกรรมการบินของประเทศไทย พ.ศ. 2561 ฉบับปรับปรุง ณ วันที่ 17 พฤษภาคม 2562 – The Civil Aviation Authority of Thailand