ラオス国営航空、QV223便搭乗記 サワンナケート~パクセー~バンコク

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先日、サワンナケートからタイのバンコクまでラオス国営航空(Lao Airlines)のフライトを利用したので紹介します。

搭乗したQV223便はビエンチャン⇒サワンナケート⇒パクセー⇒バンコク(スワンナプーム)という路線。今回自分はそのうちのサワンナケートからバンコクまでの2区間を利用したことになります。予約は1週間ほど前にTrip.comで行い、料金は約1万円でした。

空港へは宿(フーンフアンホテル)で予約したトゥクトゥクで。わずか10~15分ほどの距離ですが8万キープ(約1,000円)とかなり強気の料金。



トゥクトゥクで空港へ
トゥクトゥクで空港へ

しかも同じ宿に泊まっていたアジア系の青年との乗り合い。聞くと、彼は7万キープ払ったとのこと。ラオスのトゥクトゥクは高いのでなるべく利用したくないですね。

サワンナケート空港
サワンナケート空港

埃っぽい道を進み午前7時10分に空港に到着。非常に小さなターミナルですがそれもそのはず。現在この空港からの定期便はビエンチャン行きとパクセー行きが週4便ずつあるのみ。

すぐにチェックインカウンターへ行き搭乗手続き。

チェックインカウンター

この時、タイとラオスの出入国カードも手渡されました。サワンナケート出発が8時25分、バンコク到着が10時55分というフライトスケジュール。

出発までまだ1時間ほどあったのでサワンラウンジ(Savan Lounge)というレストランへ。意外にもシックでなかなか雰囲気の良いお店でした。

サワンラウンジ(Savan Lounge)
サワンラウンジ(Savan Lounge)

コーヒーを飲みながらのんびりしているとまもなくパクセー行きの搭乗が始まるとのアナウンス。自分はバンコクまで行くため、出国審査を受けてから待合室へ入ります。

待合室
待合室

DUTY FREEと書かれた店はあったものの開く気配は無し。

免税店
免税店

8時、ビエンチャンからのフライトが到着。乗客が降りてきてパクセーへ乗り継ぐ人も数名。

ラオス国営航空のATR72型機
ラオス国営航空のATR72型機

8時15分搭乗開始。飛行機までは歩いて向かいます。

機内の様子
機内の様子

8時30分にサワンナケート空港を出発。天候は良好。10分後にはシートベルトサインが消え、客室乗務員が水を配り始めます。

水のペットボトル
水のペットボトル

搭乗率は4~5割といったところでガラガラ。

飛行中

チェックインカウンターで貰ったタイの出入国カードを記入していると再びシートベルトサインが点灯。時刻は8時50分。水平飛行はわずか10分でした。

9時5分、ラオス南部最大の空港、パクセー空港に到着。

パクセー空港
パクセー空港

バンコクへの乗り継ぎ客もここで一旦飛行機から降りてターミナルに向かいます。

ターミナル内の様子
ターミナル内の様子

両替所、本屋、土産物屋などはありますがやっぱり小さな空港。サワンナケート空港よりは多少はましかなという程度。

両替所
両替所

ラオス出国済みの身ながらターミナル外へも自由に行くことができました。非常にゆるいです。

9時20分、出入国審査場で再びチェックを受けて待合室へ。先ほどのフライトとは違って今度はかなりの人数。そのうちの半分近くは西洋人。

待合室

9時25分、搭乗開始のアナウンス。

搭乗開始
搭乗開始

機材は当然同じですが客室乗務員たちの顔ぶれは変わっていました。

機内の様子
機内の様子

9時50分、パクセー空港を出発。

飛行中

離陸するとすぐに機種を東に向けメコン川を越えます。ラオス南部では多くの場所でメコン川がラオスとタイの国境となっているものの、このパクセー周辺では国境線はだいぶ西側に位置。メコン川を越えてもまだしばらくはラオスの領土が続きます。

安定飛行に入ると機内食タイム。先ほどのフライトでは水だけでしたが、今回はランチボックスが配られます。中身はパンと水。

パンと水

それに続いてドリンクサービスがあり自分はコーヒーを。ビアラオを頼んでいる人も結構いました。

ホットコーヒー
ホットコーヒー

機内誌には路線図が。

路線図
路線図

将来の就航先としてFukuokaの名前も記されていました。

福岡にも就航予定
福岡にも就航予定

10時55分、着陸準備態勢に。

飛行中

11時20分、予定よりやや遅れてバンコクのスワンナプーム空港に到着。タイとラオスの間に時差はありません。

スワンナプーム空港に到着
スワンナプーム空港に到着

こちらはターミナルまではバスでの移動。ラオス南部の田舎町をしばらく旅していたため、スワンナプーム空港の賑わいと広さにしばし呆然としてしまいます。サワンナケート空港やパクセー空港と比べると数十倍はあるのではという巨大な空港。

到着案内表示
到着案内表示

何はともあれ、これにて今回の南ラオス旅も無事終了。大きなハプニングも無く最後まで楽しく旅行できました。