ここ数年、ベトナムを訪れる韓国人が急増しています。
他の東南アジアと同様に中国人旅行者も増えてはいるのですが、伸び率で考えるとそれを上回るペースで増加しているのが韓国からの旅行者です。
ベトナム観光総局(Vietnam National Administration of Tourism)のデータによると今年3月末までにベトナムを訪れた韓国人は約111万人。1月からのわずか3か月間で100万人を突破し、年間では400万人超えが確実視されています。
Vietnam to welcome a record 4 million South Koreans this year – VnExpress International
昨年ベトナムを訪れた日本人は年間約83万人だったということを考えると、この数字がいかにすごいのかがわかると思います。
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日本人及び韓国人のベトナムへの年間旅行者数の推移(2014年~2018年)は以下の通り。
(出典:Vietnam National Administration of Tourism)
ベトナムは日本人にとっても人気の旅行先で日本人旅行者も毎年順調に増加。そのため5年ほど前までは日韓の数字にそれほど違いはなかったのですが、現在では4倍以上という大差がついています。
韓国人は特にダナンやホイアンなどの中部ビーチリゾートエリアを好むようで、ソウル~ダナン間はベトナム航空、大韓航空、アシアナ航空、ベトジェットエア、ジンエアー、チェジュ航空、イースター航空、ティーウェイ航空と実に8社(レガシーキャリア3社、LCC5社)が直行便を運航中。
これ以外に釜山~ダナン間も6社、大邱~ダナン間にも3社が就航しています。