バンコク近郊のナコンパトム県に新空港を建設

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バンコクに隣接するナコンパトム県に新しい空港を建設する動きが具体化してきました。

12月17日に開催されたタイ運輸省空港管理局による説明会で、2023年着工、2026年の開港を目指すことを明示。試案によると、3,500ライ(5.6平方キロメートル)の土地に、長さ2,500メートル・幅45メートルの滑走路と3つのターミナルを建設する計画となっています。

建設予定地としては当初10か所が候補に挙がっていましたが、バンコクにより近いナコンチャイシー郡またはバンレーン郡の候補地が有力。

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下図で右端に表示されているのがドンムアン空港。新空港はドンムアン空港から西へ直線距離で50kmほど。バンコク中心部からも1時間~1時間20分程度でアクセスできるようになるとのこと。

タイ運輸省公式サイトより
タイ運輸省公式サイトより

「ナコンパトム空港」完成予想動画。

タイでは2024年にバンコク2空港(ドンムアン空港、スワンナプーム空港)とパタヤ郊外のウタパオ空港を結ぶ高速鉄道が完成する予定で、ウタパオ空港も慢性的な混雑が続くバンコク2空港を補完する空港としての役割が期待されています。

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