今年開業予定のバンコクの新交通システム、ゴールドライン

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現在、バンコク西部トンブリー地区では新交通システムのゴールドライン(Gold Line)の建設が進んでいます。

BTSグループ公式サイトより
BTSグループ公式サイトより

この路線はチャオプラヤー川西岸のチャルンナコーン通り沿いを南北に走るもので、第1フェーズではBTSシーロム線の停車駅でもあるクルン・トンブリー駅からアイコンサイアム(ICONSIAM)を通ってタクシン病院近くのクロンサン駅までの3駅が供用開始予定。



クルン・トンブリー駅 (Krung Thonburi Station)
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チャルンナコーン駅(アイコンサイアム) (Charoen Nakhon Station)
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クロンサン駅 (Khlong San)

運行はBTSと同様にバンコク大量輸送システム社が行い、使われる車両はボンバルディア社製のINNOVIA APM 300。上海の軌道交通浦江線で導入されているものと同型の全自動無人運転車両となります。

ゴールドラインは2両編成で最高速度は80km/h。現在のタイムスケジュールでは車両を3月中に受領し、8月に試験運行をスタート。10月中には乗客を乗せた無料運行を開始する計画とのこと。

現在、バンコク中心部からアイコンサイアムを訪れる場合は船やタクシーを使うのが一般的ですが、今後はこの新交通システムでもアクセスすることができるため便利になりますね。