スワンナプーム空港、中国便の全乗客に対しサーモグラフィー検査を行っていることを強調

シェア

スワンナプーム空港を管理・運営するタイ空港公社(AOT)は、中国から到着した全ての便の乗客に対して体温を感知できるサーモグラフィー検査を行っていることを告知しています。

これは、同空港では適切な体温検査が行われていないとの投稿が一部SNSなどで広まっているためそれに反論する形でアナウンスしたもの。

関連リンクThermal scanners being used at Suvarnabhumi, say officials, in reaction to public worries – Nation Thailand

Health Control Suvarnabhumi Airport facebookページより
Health Control Suvarnabhumi Airport facebookページより


タイ空港公社によると、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がっていることを受け、検疫作業の一環として入国審査場手前のコンコースに検査機を設置。サーモグラフィーを使った体温測定で38℃以上の発熱している入国者がいないか確認し、疑わしい乗客がいた場合は個別に再度チェックを行っているとのこと。

昨年タイを訪れた中国人は約1,100万人で過去最高を記録。同期間に日本を訪れた中国人は約960万人なのでそれよりも100万人以上多く、世界で最も中国人旅行者が多い国となっています。