タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand, CAAT)は、これまで4月30日までとしていた国際線旅客便のタイへの乗り入れ禁止措置をさらに1か月間延長すると発表しています。
今回の決定によって現地時刻の5月31日午後11時59分までは国際線旅客便での乗り入れができなくなります。期間が延長されるのは今回が3回目。タイでは4月4日より旅客便での入国が禁止されていて、これで禁止期間は実に2か月近くに及ぶことになります。
商業施設の一時閉鎖や夜間外出禁止令などによってタイでの新型コロナウイルスの新規感染は抑制されているものの、周辺国を始め国外では依然感染拡大が続いているとして航空便の受け入れには時期尚早と判断したようです。
なお、軍用機、緊急時の着陸、医療活動や人道支援のための航空機、貨物便など許可を得たものについてはこの措置の対象外。また、旅客便でもタイから国外へ出発するフライトについてはこれまで通り運航は可能です。