タイ、国際線乗り入れ禁止期間を6月30日まで延長

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タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand, CAAT)は、これまで5月31日までとしていた国際線旅客便のタイへの乗り入れ禁止措置をさらに1か月間延長することを発表しています。

タイ民間航空局facebookページより"
タイ民間航空局facebookページより

今回の決定により、現地時刻の6月30日午後11時59分までは国際線旅客便でのタイへの乗り入れができなくなり、海外からの一般的な渡航者がタイに入国できるのは早くても7月以降になります。



CAATによるアナウンスは以下の通り。

タイでは4月4日より旅客便での入国禁止措置が続いていて、期間が延長されるのは今回が実に4度目。合計での禁止期間は3か月近くにまで延びることになります。

なお、軍用機、緊急時の着陸、医療活動や人道支援のための航空機、貨物便などについてはこの措置の対象外。また、タイから国外へ出発するフライトについてはこれまで通り運航は可能です。

タイでは16日(土)の新型コロナウイルス新規感染者がゼロとなるなど国内の感染は収束していますが、国外の状況を考えると受け入れにはまだ時間がかかると判断したものと思われます。