タイ、短期滞在のビジネス関係者向けにファストトラック制度を導入予定

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タイ政府は、入国制限緩和の一環として通常の14日間の隔離措置が不要となるファストトラック(Fast Track)制度の導入を決めたことを明らかにしています。

バンコク・スワンナプーム空港

新型コロナウイルス感染症対策センター(Center for COVID-19 Situation Administration, CCSA)の本会議後に行われた会見でタウィーシン報道官が語ったもので、それによると、「ファストトラック」はビジネス関係者、熟練技術者などタイにとって必要な人材が出張で短期滞在するケースを想定。



以下のような条件の下で適用されるとのこと。

・タイでの滞在日数が14日以内
・タイ政府が許可した国からの渡航者
・自国及びタイ到着時に新型コロナ検査を受け、共に陰性であること(Double Negative)
・事前に滞在先・訪問先などを記した計画書を提出
・滞在中、公共交通機関は利用不可

また、入国制限緩和の対象となる国として、タイと経済的な繋がりが深く新型コロナウイルスの感染状況が抑制されている、日本、韓国、シンガポール、中国、香港の5カ国・地域を挙げています。

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