タイ、7月1日より国際線での乗り入れを条件付きで許可

シェア

タイ政府は、本日7月1日(水)より国際線旅客便での乗り入れを条件付きで許可することを発表しています。

これによって、4月4日より続いていた同国の乗り入れ禁止措置は形式的には約3か月ぶりに解除されることになりますが、運航及び入国のための条件は依然厳しく、空路の正常化と呼ぶには程遠い状態が続くことになります。



タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand, CAAT)が告示した内容によると、飛行許可を与える条件として、

・タイ国籍者
・タイ国籍を持つ配偶者・両親・子供がいる外国人
・当局に認定された教育機関に通う学生・生徒
・居住証明書の保有者
・労働許可証の保有者
・タイで医療を受ける必要のある者及び付き添い者
・タイと特別な合意事項(special arrangement)を結んだ国のうち、入国することが許可された者

などを乗客とする場合に限定。

これ以外に、政府専用機、緊急着陸、テクニカルランディング(給油のみ、乗客の乗降は不可)、人道援助・医療・救援などのフライト、本国帰還便(海外在住タイ人帰国用のフライト)、カーゴ便などについてはこれまで通り、乗り入れが認められます。

詳細については以下の在タイ日本大使館公式サイトよりどうぞ。

新型コロナウイルスに関するお知らせ(タイ民間航空局による新たな告示の発出:7月1日からの適用) – 在タイ日本国大使館