タイ観光・スポーツ省のピパット大臣は、外国人観光客受け入れについて8月27日(木)に関係省庁との協議を行うことを明らかにしています。
参加するのは観光・スポーツ省、保健省、外務省、内務省、運輸省。第4四半期(10月~12月)における経済復調を実現するために最短で10月1日からの受け入れを目指すとしています。
但し、これまで提案されてきた「トラベルバブル」については首相が難色を示し計画は一旦ストップしていることから、別の方法、例えば地域限定や長期滞在者限定といった新たな形で実現できないかを話し合うとのこと。
対象地域としてはプーケットが、また長期滞在プランとしてチェンマイやチェンライも候補に挙がっているようです。
Plans to reopen Phuket form – Bangkok Post
タイでは市中感染ゼロの状態が2か月以上続いていて新型コロナの封じ込めには成功しているものの、4~6月期の経済成長率は前年同期比-12%以上の大幅マイナスとなり経済面での対策が喫緊の課題となっています。
タイGDP、第2四半期は前年比-12.2% アジア危機以来の落ち込み幅