マレーシアのファイアフライ(Firefly)は、2021年第1四半期よりジェット機の運用を開始すると発表しています。
同社はマレーシア航空の子会社で、現在はターボプロップのATR72-500のみを保有していますが、来年からは段階的に最大10機のナローボディのジェット機を導入。ペナン空港をハブ空港に位置付け、国内線に加えアセアン地域やアジアパシフィック地域への国際線も運航するとしています。
具体的には、マレーシア航空からボーイング737-800型機を移管し、タイ、インドネシア、シンガポールなどへの路線を開設するようです。詳細については以下のアナウンスよりどうぞ。
Firefly to launch jet operations in 1Q21 | Malaysia Airlines
ただ、マレーシア航空を保有する政府系のカザナ・ナショナルは、経営危機にあるマレーシア航空の再建計画が失敗に終わった場合、ファイアフライをマレーシアの新たなナショナルフラッグキャリアにするという計画も持っているようで、今後の動きに注目です。
Khazanah says Firefly could become Malaysia’s new national airline — report | The Edge Markets