新型コロナウイルスの感染が拡大した今年4月以降にタイに入国し、14日間の隔離措置を受けた日本からの渡航者が累計で1万人を超えたことが明らかになっています。
地元メディアが報じているもので、11月17日時点でのタイ保健省のデータによると日本からの渡航者は計10,076人。このうちPCR検査で陽性となったのは22人で、陽性率は0.22%。
陽性率が低いトップ5はマレーシア(陸路入国)、中国、台湾、デンマーク、オーストラリアの順。
順位 | 国・地域名 | 入国者数 | 陽性者数 | 感染率 |
---|---|---|---|---|
1 | マレーシア | 24,902 | 1 | 0.004% |
2 | 中国 | 5,459 | 1 | 0.02% |
3 | 台湾 | 8,676 | 3 | 0.03% |
4 | デンマーク | 1,106 | 1 | 0.09% |
5 | オーストラリア | 4,310 | 4 | 0.09% |
(※マレーシアは陸路国境からの渡航者数)
一方、陽性率が高かったのはクウェート、南スーダン、サウジアラビア、パキスタン、スーダンの5か国。
順位 | 国・地域 | 入国者数 | 陽性者数 | 陽性率 |
---|---|---|---|---|
1 | クウェート | 293 | 58 | 19.80% |
2 | 南スーダン | 269 | 50 | 18.59% |
3 | サウジアラビア | 897 | 61 | 6.80% |
4 | パキスタン | 381 | 19 | 4.99% |
5 | スーダン | 674 | 26 | 3.86% |
この他に主要国・地域の陽性率は、インド2.21%、アメリカ0.69%、シンガポール0.51%、香港0.39%などとなっています。
มาตรการกักตัวแบบ10วัน(+4) ประเทศเสี่ยงโควิดสูงหมดสิทธิ์ – โดยกรุงเทพธุรกิจ
なお、タイ保健省では感染リスクが低いと判断した国・地域からの渡航者に対する隔離期間を10日間に短縮することを計画していましたが、本日行われた新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)の本会議でこの提案は見送られ、当面はこれまで通り14日間を維持することになりました。