タイ国際航空(Thai Airways International)及び子会社のタイ・スマイル(Thai Smile)は、IATA(国際航空運送協会)が開発中のトラベルパスの実証実験に参加することを発表しています。

THAI and THAI Smile to Trial IATA Travel Pass
同パスは、PCR検査結果やワクチンの接種履歴・種類などをスマートフォンのアプリで一括管理するデジタル証明書で、渡航先の入国条件を満たしているかどうかなどを証明できるようにする仕組み。
既に、シンガポール航空が本日3月15日よりシンガポール発ロンドン行きで同パスの利用を開始するほか、エミレーツ航空やマレーシア航空なども導入を計画。日本の航空会社ではANAが4月から実証実験に加わり、JALも参加を検討。
タイ国際航空及びタイスマイルでは、同パスの導入によって乗客の安心感を高め、航空業界と観光業界の迅速な回復を可能にしたいとしています。