イギリス政府は、国内において新型コロナウイルス感染者が減少していることを受け5月17日から観光目的を含む海外への渡航を認めると発表しています。

これに合わせ、渡航先を感染リスクに応じて「グリーン」「イエロー」「レッド」の3段階に分類。グリーンとなった国・地域から帰国する場合は隔離措置を不要とすることも合わせて明らかにしています。
現時点でアジアでグリーンに分類されたのはシンガポールとブルネイの2か国のみ。一方、インド、バングラデシュ、パキスタン、フィリピンなどはレッドに、日本やタイなどそれ以外の多くの国はイエローに分類されています。なお、色分けは3週間ごとに改定するとのこと。
「グリーン」に分類された12カ国・地域
シンガポール
ブルネイ
オーストラリア
ニュージーランド
アイスランド
ポルトガル
フェロー諸島
ジブラルタル
フォークランド諸島
イスラエル及びエルサレム
サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島
セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ
Green list countries and territories – from 17 May | Gov.uk
ただ、今回の決定はあくまでイギリス側の緩和策で、シンガポールとブルネイは共にイギリスからの渡航者には隔離措置を課していて、特にシンガポールは21日間の長期隔離が必要となっているため注意が必要です。
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イギリス政府によるアナウンス詳細は以下よりどうぞ。
Government confirms traffic light list ahead of cautious return to international travel | Gov.uk