タイ、飲食店などの規制を一部緩和 バンコクは条件付きで店内飲食が可能に

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タイ政府は、新型コロナ感染抑制対策として導入している規制の一部を5月17日(月)より条件付きで緩和することを発表。また、各県ごとの防疫措置区分も更新し、状況が改善したチョンブリー(パタヤ含む)やチェンマイなどを引き下げることもあわせて明らかにしています。

バンコクのレストラン

新たな区分では感染状況が最も深刻な最高度厳格管理地域(ダークレッド)は、バンコク、ノンタブリー、パトゥムターニー、サムットプラカーンの1都3県のみに。

現在は店内での飲食が終日禁止されているこれら地域でも、17日以降は全座席数の25%以下という条件を守った上で午後9時までは店内飲食が許可されるとのこと(持ち帰りは午後11時まで可)。但し、アルコール類の提供や店内飲酒は引き続き全土で禁止されます。



更新後の区分及び飲食店に関する新たなルールは以下の通りです。

最高度厳格管理地域(ダークレッド)

バンコク、ノンタブリー、パトゥムターニー、サムットプラカーン

・入店可能な客数は全座席数の25%以下
・店内飲食は午後9時まで
・持ち帰りは午後11時まで
・アルコール類の提供・店内飲酒は引き続き禁止

最高度管理地域(レッドゾーン)

カンチャナブリー、チョンブリー、チャチュンサオ、ターク、ナコンパトム、ナコンシータマラート、ナラティワート、プラチュアップキーリカン、アユタヤ、ペッチャブリー、ヤラー、ラノーン、ラヨーン、ラーチャブリー、サムットサコーン、ソンクラー、スラーターニー

・店内飲食は午後11時まで
・アルコール類の提供・店内飲酒は引き続き禁止

管理地域(オレンジゾーン)

 
上記以外の56県

・店内飲食可
・アルコール類の提供・店内飲酒は引き続き禁止

◇ ◇ ◇

新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)によるアナウンスは以下。