チャンギ空港、ターミナル内を感染リスクに応じゾーニング 一部到着便は閉鎖中のターミナル2を利用

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シンガポールのチャンギ空港は、空港内での感染リスクを減らすための新たな対策・措置を発表しています。

チャンギ空港ホームページより
チャンギ空港ホームページより

ターミナル内を感染リスクの度合いに応じて3段階に分類。到着ゲート、出発ゲート、到着ホール、バゲージクレームホールなどは最もリスクが高いゾーン1とし、このエリアで働く空港関係者はワクチン接種完了者のみに限定。また、業務中は個人防護具(PPE)を常に着用し、他のスタッフと接触をしないシフトを組むとのこと。

さらに、感染リスクの非常に高い国・地域(very high-risk countries)からの乗客については、現在一時閉鎖されているターミナル2で入国手続きや検疫を行い、その後、専用バスで直接隔離施設に向かうことになるとしています。

コロナ感染の抑え込みに成功していたシンガポールですが、今月に入ってからチャンギ空港内でクラスターが発生し従業員の感染が相次いで確認されています。

Changi Airport steps up measures to further protect airport workers and keep passengers safe | Changi Airport