タイ観光・スポーツ省(Ministry of Tourism and Sports: MOTS)が2021年5月の外国人旅行者統計を公表しています。
それによると、5月1日~31日に観光目的でタイを訪れた外国人は計6,052人(速報値)で、前月の8,529人から減少。国籍別ではアメリカ(1,156人)、中国(505人)、イギリス(453人)、ドイツ(363人)などが上位となっています。
日本人観光客は211人で、こちらも同じく4月の304人よりも減少。4月は隔離期間が一時短縮されていましたが、5月に入って感染が拡大したことなどから再び水際対策が厳格化され14日間となったことなどが要因だと思います。
タイでは昨年4月~9月は観光客の入国が禁止されゼロの状態が続いていたものの、昨年10月からは条件を一部緩和。日本人は観光ビザやビザ無しでも入国可能となっています(隔離措置は必須)。
2020年10月~2021年5月の観光客数の推移は以下の通りです。
月 | 外国人観光客数(前年同月比) | 日本人観光客数(前年同月比) |
---|---|---|
2020年10月 | 1,201(-99.96%) | 35(-99.97%) |
2020年11月 | 3,065(-99.91%) | 87(-99.94%) |
2020年12月 | 6,556(-99.83%) | 111(-99.93%) |
2021年1月 | 7,649(-99.80%) | 64(-99.96%) |
2021年2月 | 6,110(-99.70%) | 223(-99.84%) |
2021年3月 | 6,737(-99.18%) | 212(-99.20%) |
2021年4月 | 8,529(前年4月はゼロ) | 304(前年4月はゼロ) |
2021年5月 | 6,052(前年5月はゼロ) | 211(前年5月はゼロ) |
(出典: Ministry of Tourism and Sports)