プーケット、隔離無しでの入国者が1万人以上に

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タイ南部プーケットでは7月1日よりワクチン接種済みの渡航者を対象に隔離検疫を免除する「プーケット・サンドボックス」が行われていますが、このプログラムを利用して入国した旅行者が23日時点で1万人を突破したことが明らかになっています。

プーケットのビーチ

23日間で10,209人。現在、プーケット空港ではタイ国際航空、シンガポール航空、エミレーツ、カタール航空、エティハドなどが国際線を運航中で、これら航空会社を利用して1日平均400~500人が入国していることに。

また、同プログラムによる宿泊施設の予約状況(7月23日時点)は、延べ泊数で7月が192,423泊、8月66,479泊、9月4,911泊などとなっています。



一方、入国者のうちこれまで検査で陽性と判明したのは計21人。全体の約0.2%という陽性率は高くも低くもなくという感じでしょうか。今後もサンドボックス利用者の陽性率は大きくは変化しないと思いますが、プーケット県内の市中感染者はこのところ徐々に増加傾向にあり、今週に入ってからは連日10人以上を記録。

今月20日からは他県からプーケットに入るには原則ワクチン接種済みで尚且つ陰性証明が必要になるなど入境条件は厳格化されているものの、タイ政府ではプーケットの新規感染者が週に90人を超えた場合はサンドボックスプログラムの条件の見直しを行うとしていて、今後、感染拡大が抑制されるのかどうか注目されます。

タイ政府観光庁公式サイトより
タイ政府観光庁公式サイトより