シンガポール、ワクチン接種者を隔離無しで受け入れるプログラムを9月から開始 まずはドイツとブルネイが対象

シェア

シンガポール政府は、ワクチン接種済みの旅行者を隔離無しで受け入れる新たなプログラム、Vaccinated Travel Lane(VTL)の運用を9月から開始すると発表しています。

SafeTravel - Singapore より
SafeTravel – Singaporeより

まずはドイツとブルネイからの渡航者が対象で、SHN(Stay-Home Notice)が免除される代わりにシンガポール滞在中はPCR検査を追加で最大2回(3日目及び7日目)受ける必要があるとのこと(滞在日数は7日間より短くても可)。

VTLを利用するためにはシンガポール入国の7日~30日前までにワクチントラベルパス(VTP)の申請が必要で、渡航方法は直行便のみに限定。申請受け付け開始は9月1日、入国可能日は9月8日以降です。

既にシンガポールでは、感染リスクが最も低いと判断している国・地域(カテゴリー1)からの旅行者についてはワクチン接種の有無に関わらず隔離無しでの受け入れを行っていますが、今回新たにカテゴリー2の一部もワクチン接種者に限定して条件を緩和することになります。

この2か国を対象としたパイロットプログラムで問題が生じなければ今後対象国・地域を拡大していく計画とのこと。申請方法など詳細については以下よりどうぞ

Vaccinated Travel Pass (VTP)