東南アジアの「開国」状況と今後の規制緩和予定

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欧米に続き東南アジアでも水際対策が徐々に緩和されつつあります。

ホーチミンのタンソンニャット国際空港

現在、日本からのワクチン接種済み旅行者を隔離なしで受け入れているのはタイ、カンボジア、フィリピンの3か国。さらに、3月15日からはベトナムがワクチン接種済みを条件に外国人観光客の受け入れを再開することを発表済み。

ベトナム、外国人観光客受け入れ再開 3月15日から | 日本経済新聞
As Vietnam reopens international tourism, key tips for your trip | VnExpress



マレーシアについても早ければ3月中、遅くとも第2四半期の早い段階で「開国」が実現する見込みとなっています。

Malaysia COVID-19 panel recommends full border reopening in March | Reuters
Malaysia’s Border Reopening Likely in Second Quarter | Bloomberg

また、既に観光客の受け入れを積極的に行なっているシンガポールは現在24か国を対象に入国時の隔離を免除するワクチントラベルレーン(VTL)を設定。日本はまだ対象外ですが、2月25日からは香港、カタール、サウジアラビア、UAEを、さらに3月4日からはフィリピンとイスラエルも追加。対象は計30か国・地域に拡大します。

Vaccinated Travel Lane (Air) Overview – SafeTravel

なお、各国の入国制限や渡航要件に関しては大使館など公的な機関の情報を参照するのが確実ですが、簡単に調べたい時にはsherpa(シェルパ)というサイトが便利です。

Sherpa
sherpa

パスポート(国籍)、出発地、目的地、旅行日などを入力すれば入国可否や必要条件などの詳細が表示されます。