ラオスが「開国」 隔離なしで入国可能に 但し、日本政府が定める「指定国」なので要注意

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ラオスは5月9日に外国人旅行者の受け入れを本格的に再開。全ての国境が開放され、日本人の場合は観光・ビジネス目的の短期滞在(15日以内)であれば従来通りビザなしでの入国も可能になりました。

ラオス航空facebookページより
ラオス航空facebookページより

隔離なしで入国でき、到着後の検査も撤廃。また、タイのように事前の手続きも不要。必要書類は以下のいずれかのみです。

・ワクチン接種証明書(ワクチン接種済みの場合)
・出発前48時間以内の抗原検査の陰性証明書(ワクチン未接種の場合)

9日からは国内の経済活動制限も緩和され、娯楽施設やカラオケなどの営業も許可。

流行期間における入出国措置及び国内措置の緩和 | 在ラオス日本国大使館

但し、ラオスは5月1日より日本政府が定める「指定国」となっているため、現時点では過去14日以内にラオス滞在歴がある場合は日本に帰国・入国する際、ワクチン3回接種済みでも自宅などでの待機(3回目未接種の場合は指定施設で待機)が必要となる点は注意が必要です。

入国後の自宅等待機期間の変更等について | 厚生労働省

なお、「開国」初日の5月9日はタイ・ラオス国境のノーンカーイから朝だけで300人近くが入国したとのこと。

Lao-Thai Friendship Bridge reopens, Lao Airlines plans more flights | Vientiane Times

急遽発表されたこともあり国際線はまだ少なく、現時点ではラオス航空(Lao Airlines)及びタイ・スマイル(Thai Smile)によるバンコク~ビエンチャン線、ベトナム航空(Vietnam Airlines)によるハノイ~ビエンチャン線、スクート(Scoot)によるシンガポール~ビエンチャン線程度。タイ・エアアジア(Thai AirAsia)は6月からバンコクのドンムアン空港発着でビエンチャン及びルアンパバーンへの路線を再開する予定となっています。